Independent Speaking テンプレートの落とし穴(4)

2011-03-18

五十峰です。
さて前回の連載3回目の最後に「トピックの対象が誰なのか」を今まで以上に意識しよう、とくくりました。
今回もその流れの話です。

<トピックを分析して、答えるポイントを逃すな>

さてこれも単純なのですが、以外に意識してない人が多いので忠告しておきます。最近では、単に一つの質問を投げかけるトピックではなく、よく見ると複数の要素が入ったトピックに遭遇します。
例えば私自身が経験したトピックでは:

What was your childhood like when you first started attending school?Did you like going to school?

なんていうのがありました。そうすると、
① 学校に行き始めた頃(小学1、2年生ぐらいが適当でしょうか)の自分はどんな子供だったのか
学校が好きだったのか

の2つに対して確実に答える必要があります。
綺麗に前半、後半とわける必要はありませんが、両方に届くような回答が必要です。

ちなみに私の当日の回答を再現録音して、ミスや言い直しも含めて全部再現してみました:

“To be honest, I don’t really remember what I was like when I was a small child, when I started attending school, because that’s a long time ago. ① But I do remember that I liked going to school because there were lots of friends. ② And when you first start attending school, you don’t really study hard. Instead, you go out to the playgrounds and play… play games, or play with other…, play soccer or baseball. So ③ I do remember going to… that I liked going to school, and made lots of friends. So I guess ④ I must’ve been a very active child, and school was a big part.” (107 words)

あんまり偉そうなこと言えない回答ですね(笑)。それでもGood評価でしたので良しとします!

①まず確実に学校が好き、その理由が友達だから、と解答します。

② 勉強ではなく(友達と)遊んだから、と理由と具体例を明確にします。反省点としては、一般のyou(人々)を主語にしてしまったので、自分の個人体験ではなく一般の印象にしてしまったことです。
主題を意識してもう一度繰り返し、印象を強めます。
④ 自分がどんな子供だったか、をまとめます。具体例(学校に行くが好き、友達と遊ぶの好き)からもわかるようにactiveだったんだよ、と。

さて他にもこんなありきたりのトピックがありますね:

Describe a favorite area in the city or town you live in. ② Explain what you like about this area. Give specific details and examples in your response.

さてそうすると、当然①で場所を説明・描写して、②でその理由、ここでは自分がその場所で実際に何をするのかの具体例、の2つのパートについて答える必要がありますね。

同様に、

Describe a challenging experience you have had and ② explain how you overcame it.

なんていう定番のトピックについても2パート必要ですね。そうすると

① What was the problem? How serious was it? How did you feel?
② What did you do? Did anybody help you? What was the result? How did you feel?

などの要素で答えるといいでしょう。恐らくそれぞれ20秒ぐらいは割り当てる必要はあるでしょうね。

以下もほぼ同一のトピックですが、3パート質問ですね。まさに上記で提案したとおりの要素が必要ですね。

Describe a time when you needed help from a friend.How did he or she help you and ③ what was the result?

<複数のテンプレートを用意しろ>

さてこれらのトピックからわかることは何でしょう?それは、ガチガチのテンプレートにこだわらないことですね。私はクラスではいくつかのテンプレートをサンプルで見せますが、場合によってはいきなり “Ten years ago …”から始める例なんてのも提示します。大体必要な要素は決まってきますね:

– Description (描写、説明)
– Problem (問題、困難)
– Emotion (自分の感情)
– Process (話の流れ、時系列)
– Result (結果)


DPEPR? REPPD? なんか上手いアクロニムが思いつかなくてすみません(笑)。
いずれにしてもこれらの要素を、時間内に、グレーダーに、解かりやすいスピードと発音で、感情を込めて伝えればよいのです。ですから必ずしも決まった形で話始める必要もありませんし、シンプルにトピックの指示通りに話を進められるよう、その場で使いやすいテンプレートを展開できるようにすればよいのです。もちろん練習は必要ですから、上記のDPEPR(笑)のいずれにもフォーカスできるような表現、熟語を自分のテンプレートとして繰り返し練習して慣れておきましょう。

それではまた次回に。

※ 五十峰先生のIndependent Speaking対策アドバイス、本日17時にアップ予定でしたが、停電などの不測の事態に備え、早くしました。今後も予定よりも早めを心がけてアップするつもりです。

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