Independent Speaking テンプレートの落とし穴(2)

2011-03-11

皆さんこんにちは。五十峰です。
今回も引き続きIndependent taskの話を続けていきましょう。

<余計な詳細を詰め込んで満足する悪いクセ>

さて連載1回目の「完結型スピーチを目指すな」でも少し触れましたが、とにかく余計な事ばかり話していて、本質に触れてないスピーチが非常に多い。

無論、まだ何を話してよいかがわからない、どうやって時間を埋めればよいのかがわからない、という初心者は、時間潰し対策として “Hmm, this is an interesting question.” から始めればよいのです。無言の間を残すよりはマシですし、何かしら喋っていればとりあえず15点は取れます。

ただこのブログを読んでいる皆さんは、ワンランク上のスピーキング、スコアで言えば20点超え、もしくは23点以上のスコアを目標としているわけですから、もうそういうのは卒業しましょう

A) 冒頭に無駄な時間を使う:

トピック文を繰り返すテンプレートを教わった人もいると思います。例えば:

Some people think it is more fun to spend time with friends in restaurants or cafeterias. Others think it is more fun to spend time with friends at home. Which do you think is better? Explain why.
(ETS TOEFL Online Sample Testより)

なんてトピックが出された時に、律儀に

Some people think it is more fun to spend time with friends in restaurants or cafeterias. Others think it is more fun to spend time with friends at home. I personally choose the latter opinion.

なんて繰り返す人もいます。①だけで15 秒ぐらい損をしています。しかも、当然この部分では何のプラスにもなりません(物凄く発音がよければ別ですが)。単に時間を埋めて満足しているだけです

B) 不必要な描写を入れる: Case #1

これもテンプレートに洗脳されて、とにかくなんでも詳細を入れる癖がついてしまっている人を多く見てきました。例えば:

Describe the most influential teacher you have ever had.

というトピックに対して、

The most influential teacher I have ever had is Mr. Tanaka. ③ When I was a student of Mitaka High School, a very prestigious private high school in Tokyo, the capital of Japan, ④ there was a teacher named Mr. Tanaka.

なんて形から入る人がいます。何が余計かを分析してみましょう:

② トピックの繰り返しが無駄。これをやらないと喋りだしにくい、という人はもちろんいると思いますが、徐々に卒業できるようにしましょう。ズバリ、自分のポイントを言ってしまえばいいわけなので、

Mr. Tanaka from my high school is most influential to me.

ぐらいでまとめてよいでしょう。

③ 「どんな特徴の学校が良い学校か?」みたいなトピックなら、自分が通った学校の特徴を説明する必要はありますが(例: private vs. public, large vs. small, urban vs. ruralなど)、今回はまったく必要ありません。また日本であることも言う必要ないですし、ましてやTokyoの説明も要りません(笑)。スッキリと、

In high school, …

でOKです。

④ 一番最初にMr. Tanakaについて言及しているので、これではただの繰り返しです。そうではなくて、聞き手にとって判りやすいように、簡単にMr. Tanakaの描写・説明をしましょう。

Mr. Tanaka was my homeroom teacher. He also taught us math. He was in his early twenties, and I remember that he was very cheerful all the time.

とかですかね。そしてもちろんこの後、前回連載に書いたように感情をアピールして、何故この先生が自分にとって影響を与えたのか、をエピソードを交えて説明すればよいのです。

C) 不必要な描写を入れる: Case #2

What is a characteristic of a good boss?

もうお馴染みのパターンですね。これに対して

A good boss has patience. For example, ⑤ I work as chief marketing consultant for ABC trading company in Tokyo, Japan. Our company mainly exports steel products to foreign countries. As chief consultant, I supervise five staff members to create marketing strategies in Asian regions Mr. Yamada is my supervisor.

もうお分かりですね。⑤が余計ですね。これは結構多くのビジネスマンがやるミスです。

典型的な「うちの会社は」スピーチです(以前出席した結婚式で、乾杯のスピーチの最初10分ぐらいが会社の業績と今後の見通しに関してだったのにはビックリしました。早く飲ませろっちゅうに!)。不要です。

しかもMr. Yamadaのpatienceについて語らなくてはいけないわけですから、どこの、どの会社に勤めていようが関係ないのです。(若干の説明はあってもよいと思いますがね)。ですので、

A good boss has patience. For example, I have a very patient boss, Mr. Yamada, in a company I work for. I am a chief marketing consultant and Mr. Yamada is my department director. Whenever I have a problem, I always go to him for advice. He patiently listens to my problems and …

ぐらいにまとめて、まだまだこれから具体例を展開できますね。

さていかがだったでしょうか?
それではまた次回に!


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