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【改訂版】TOEFL対策は独学で十分?

以下、過去記事をいくらか改訂したものです。

 

コース受講のお問い合わせの中で

 

「『TOEFL対策は独学で十分』という話があるが」

 

という内容の一文があったので、ブログ記事のトピックとして使わせていただくことにします。またここでは、独学で進めやすいListening、Reading対策に限定して話をします。

 

「TOEFL iBT(Listening、Reading)対策は独学で十分なのか?」

 

私の回答は「人や状況による」。

 

私は独学否定派ではありません。同じような努力に対して同じような結果が得られるならば、わざわざ(高い)受講料を払う必要はありません。またReading、Listeningで10点以上のスコアアップを達成する必要があり、対策が長期化した場合、最終的に独学で進めることが求められます。

 

独学の取り組みにおいて、ETS作成教材3冊(Official Guide、Official Tests Vol. 1 & 2)などで、本試験十数セットもの問題に取り組むことが可能です。問題量としては大幅スコアアップに十分なだけあります。

 

» TOEFL iBT Official Guide、Official Tests Vol. 1 & 2で使われているTPO問題はどのVolume?

 

これらのような良質の問題への取り組みにより、スコアを伸ばす方もいらっしゃるでしょう。でもトフレのコースを申し込まれる方の多くは、このような問題に自分で長らく取り組んだが、スコアが(あまり)伸びていない人たち。

 

これらの問題は、上のリンク先でもお伝えしていますが、実際に本試験で出題された過去問。過去問に多く取り組めばスコアは上がるのか?

 

多くの良質な問題に取り組めば実力は向上しますが、効果的・効率的な対策になっているかは別。多くの問題に取り組みながらも効果的・効率的な対策になっていなく、スコアが伸びない・伸び悩んでいる理由として以下の2つが挙げられます。

 

1.問題を十分に消化できていない、または消化するのに時間がかかる

 

TOEFL iBTは難易度が高い問題。Reading、Listening問題を解いて、読み、聞き、自分で見直してほとんど理解できるようになるにはTOEFLで20点台半ば以上のスコアは欲しいところ。つまり20点台前半以下の実力だと何の手助けもなく自分で過去問に取り組んでも、分からないところがそのまま残ってしまったり、分からないところを理解するのに時間がかかることも多く、効率的な学習ができなくなります。

 

「分からないところが分かる」「聞き取れないところが聞き取れる」「スピードに追いつけなかったところが追いつくようになる」なら、実力は間違いなく向上していきます。

 

しかし問題を十分に消化できないところがあったり、理解できていると勘違いしていたり、消化するのに時間がかかると学習の効果は下がります。

 

2.多くの問題に取り組んでも、そこから解き方のパターン(= 解法)が身についていない

 

多くの問題に取り組んだ結果、Reading力、Listening力が向上すれば、より理解できるようになり正解率が上がります。それは当然のこと。

 

しかし有効な解法を学んだ上で、問題を見たときに

 

「〜問題だから、〜を意識して解こう」

 

とか

 

「選択肢の〜に注意しよう」

 

という意識があれば問題を多く解いていくにつれて解法習得を確実なものとし、結果、正解率が高まります。それに対してそのような視点がないまま、単に多くの問題に取り組んでいるだけだと問題を解く能力があまり向上しないままになってしまいます。

 

トフレが提供するもの

 

独学でも実力は上がり、スコアもアップします。ですがTOEFL iBTはスコアが上がりにくい試験であり、スコアアップに非常に長い期間かかる恐れがあります。

 

私たちが提供するのは、

 

1.理解を早め、確実なものにするサポート(単語リストや問題解説Q&A、質問メール制度)

 

2.早く、正解率が高く解けるようになる解法を伝える授業、解法習得を確実なものとする演習、実力向上を効果的に達成する学習法

 

これらによりスコアアップのスピードを高めること。

 

TOEFL対策において学習法を習い、解法を教わることはスポーツにおいて専門コーチからトレーニング方法を習い、試合での攻め方を教わるのに似ています(コーチもいろいろではありますが)。

 

繰り返しますが独学もありです。実際に私たちのコースはご自身が必要なものだけ受講できるようになっています。必要なコースだけ受講し、残りのセクションは独学でも目標スコアに到達すればそれでいいのです。
授業内容の一部を無料体験できますので、是非ご確認の上、受講をご判断ください。

 

» 無料体験授業

 

以下、今回の内容に関連する過去の記事です。

 

» 「Listeningコース受講」と「教材独学」との違いについて。「Listening学習法」に関しても。

» 「教材のDeltaはあまりよくないんじゃない?」に答えます

 

コメント

  1. Y.N より:

    今週末、TOEFLを受けます。
    メモ用紙の交換タイミングについて質問があります。
    もし三枚のメモ用紙を使い切ってしまった場合、この休憩のない新形式ではいつ頃手を上げればいいのでしょうか。
    また各セクション毎に注意書きのようなものが出てくると思うのですがそれを読んでいる間も試験時間は過ぎてしまうのでしょうか。試験時間が過ぎないのであればこのタイミングでメモ用紙を交換したいと考えております。

  2. Katsurayama より:

    Y.Nさん

    こちらのご質問に対しては、弊社サイトの「お問い合わせ」からも質問をいただき、そちらで回答済みかと思います。
    各セクションの問題が始まる前に、そのセクションに対しての指示を聞く時間がありますので、そのタイミングで手を上げてメモ用紙の交換を依頼すればいいでしょう。
    各セクションの指示を聞いている時間は、問題の解答時間に含まれません。
    受験前にメモ用紙を渡されたときに、試験の途中でメモ用紙の交換を依頼すると思うと試験官に伝えることをお勧めします。

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