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TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その2)[Speaking]

2009.04.13

今日は、Writingに関して書くつもりだったのですが、Speakingの話を続けることにします。

 

前回、iBT TOEFLで80を取るためのスコア配分として、

 

R 23、L 22、S 15、W 20

 

がお勧めである、そしてSpeakingの15は比較的とりやすいスコアであるとお伝えしました。

 

「Speakingで15が取りやすいなら、20も取りやすいのでは?」

 

と思われるかもしれません。

 

Speakingで20を取るためには、6つのタスクのうちの4つで3点を取らなければなりません。
(ちなみに6つのタスク全部が3点なら23点になります。)

 

Speakingで2点を取るのは比較的容易ですが、3点となるとそうはいきません。
日本でTOEFL iBTを受験する、Speakingを得意としない多く人は23点が取れません。つまり、3点を取るのは簡単ではないのです。

 

例えば、Speakingの最初の2つのタスクは、トピックを与えられてから話すまでの準備時間が15秒であるため、その間にいいネタが浮かばないと、話がグダグダになってしまう危険性があります。

 

2点なら、クダグダでも与えられたトピックに関して何かしら話続ければ取れる可能性は極めて高いのですが、3点を取るためには、ある程度の「構成、流暢さ、明瞭性、表現・文法の正確さ」が求められます。
よってSpeakingが苦手と言う人が、毎回3点が確実に取れることを期待するレベルにもっていくには、それなりの対策が必要となります。

 

しかしSpeaking以外のセクションで20点以上が取れるようになった人なら、Speaking試験の問題形式と求められる回答を理解していれば、Speakingで15点を取れる可能性は高いと言えるのです。

 

Speaking試験の問題形式と求められる回答を理解するには、TOEFLを運営しているETSが発行している公式ガイド(Official Guide)のSpeakingセクションの解説を読み、理解し、そこでの問題に実際に回答し、回答音声サンプルを聞き、サンプルに対する解説を読めば十分です。

 

つまり80を取るための戦略として、まずR 23、L 22、W 20を取ることに集中すれば、Speakingはあまり対策に時間をかけなくても15を取ることは可能です。
4セクションすべてに時間をかけるよりも、Reading、Listening、Writingの3つに集中した方が取り組みやすいはずです。

 

「80を取るためにSpeakingはあまり準備をしなくていい」

 

という結論、どうですか。
少しは気が楽になりましたか?

 

80点を取るためのTOEFLスコア戦略。次の投稿は、Writingに関してです。

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