TOEFL iBT 73-74点、1ヶ月後に80以上取れる?

2018-06-22

ブログの読者の方から以下の質問をいただきました。

 

いつも拝見させて頂いております。toefl 80点が留学に必要です。
数か月前の受験では、 74点(R20,L15,S19,W20), 次に同じく74点(R17,L19,S17,W20), そして今回73点(R19,L17,S17,W21)でした。今までは毎回1,2週間しか対策できていませんでした。どれを(rlsw)重点的にやれば効率よく80点を超えられるでしょうか。来月中に80点をとらなければいけません。来月再受験する予定ですが、どれくらい準備期間が必要ですか。スコア通知が10日後の為、できるだけ早く受けたいと考えています。

 

「来月中に80点」「スコア通知が10日後の為」なら

 

7月の試験日: 7/7(土)、14(土)、21(土)、28(土)

 

なので、7/21(土)に受験して10日後くらいの結果発表なら間に合うという感じでしょうか。
あと1ヶ月しか準備期間がない状況ですね。
7/21(土)が最後なら、7/7(土)も受験された方がいいでしょう。
スコアは受験のたびに上下するものであり、回数が多いほど目標スコア獲得の可能性は高まるので。

 

これまで獲得されたスコアは以下。

 

R 20, L 15, S 19, W 20, Total 74
R 17, L 19, S 17, W 20, Total 73
R 19, L 17, S 17, W 21, Total 74

 

「毎回1、2週間しか対策」できなかったのであれば、その期間での日々の学習時間はさほど取れなかったのではないでしょうか。
短い準備期間で学習時間が多くないなら、一般的にはTOEFLにおける実力はほとんど向上しないのでスコアが上がらなくても当然です。

 

いつも読んでいるとおっしゃっていただいてはいるものの、「TOEFL iBTは短期間でスコアが簡単に上がる試験ではない」と繰り返し書いてきたつもりだったので、今回のようなご相談をいただき「確かに最近はそのような内容を書いていなかったかも」と反省しています。

 

お知らせいただいた過去3回のセクション別ベストスコアは

 

R  20, L 19, S 19, W 21 そのTotalは79点

 

よってあまり対策を行わずとも、試験問題が自分にとって理解しやすいものだったり、自信なく選んだ選択肢が運良く正解だったりすれば、80以上のスコアになる可能性はあると考えます。
でも私の感覚としては、10%くらいでしょうか。
10回受ければ、どこかで80点以上のスコアがでるという感じ。
この確率は低いと感じられる方がほとんどだと思いますが、10%なら次回の受験で起こってもおかしくはありません。
(例えば、サイコロで自分が適当に予測した数字が出る確率は1/6、つまり16.666… %。あまり大きな差はありませんね)

 

ということで、確率は非常に低いものの運に恵まれて80以上のスコアになっても不思議はないのですが、「80以上獲得の確率を高めるためには何をすべきか?」について書きます。

 

過去3回のスコアから判断する目標スコアは R 22, L 21, S 19, W 20 のTotal 82。

 

なぜWritingの目標はベストの21ではなく20なのか?

 

もちろんスコアは21や22などの方がいいのですが、Wは20でもOKという意味。
過去のWritingの評価が「Integrated:Fair、Independent:Fair」なら、20のときは評価点平均が3.0だったはず。
ご質問いただいた方はスコアから判断して、帰国子女または留学経験があるか、英会話を長らく行ってきたかのいずれかと推測します。
ご自身の英語力には自信を持っているからこそ、TOEFL 80以上ならあまり対策をしないでも獲得できると思っていたのでは。

 

Writingは安定して20点以上が取れているので、ここはほんとんど対策は行わずに最低20点が獲得できれば良しとし、学習時間を他のセクションに向ける。

 

Speakingも17-19が取れていて、Writing同様、英語のアウトプットへの慣れを感じます。
次の試験で15になる可能性もありますが、17以上の確率は高いと考えます。
目標スコアは82なので、Speakingの結果が17と目標の19からマイナス2でも、他のセクションが上手く行けば80になります。
でもできれば19以上がほしいので、Official Guide(青い本)やOfficial Tests(赤い本)で問題タイプの確認、そこの多くの問題に回答して、問題形式に馴染む程度のことはしておきましょう。
(その程度のことはすでにしているということなら、例えばTask 1 & 2、または
Task 3 & 5だけ対策をするのもいいでしょう。)

 

Speakingで評価点3に求められる回答レベルは以下からご確認ください。

 

TOEFL Speaking:評価点2と3の違いを探る(Independent Task編)(2017年11月26日)

TOEFL Speaking:評価点2と3の違いを探る(Integrated Task編)(2017年11月30日)

 

もちろんSpeaking、Writing対策によりスコアアップを狙えるのですが、SWにはIntegratedタスクが含まれており、Reading、Listeningの実力が上がらないと、Integratedタスク問題にうまく回答できず、評価点がアップしにくいという側面があります。
また評価点1点分を着実にアップさせるには、まとまった学習時間が求められ、そこに多くを費やしてReading、Listeningスコアが伸ばせないのは避けたいところ。
またSpeaking、Writingは実力が向上しても、出題された問題が回答しづらいものだと高スコアが取りにくいので、あと1-2回しか受験のチャンスがない状況では、SW対策だけでのスコアアップ狙いはお勧めしません。

 

ということで限られた期間を考慮すると、SW対策はあまり行わずに、RL対策に集中して数点ずつのアップを狙うのが最も確率が高い戦略と考えます。

 

RLともに過去2回のスコアは17と19。
ともに17を自分の現在の実力と考え、Readingは+5の22、Listeningは+4の21を目指すというイメージでRL対策に取り組むのがよいでしょう。

 

「どれくらいの準備時間が必要か」ですが、1ヶ月毎日何時間ならそれぞれ数点アップと言えるものではありません。
(人によって能力、状況、学習法、学習内容は異なりますし。)
ただ、同じような状況にあった以下のお二人は毎日かなりの学習時間を費やされました。
いただいたご質問に対する回答として、参考になるかと思います。

 

4週間でTOEFL 70 → 89 のご報告をいただきました! その1(2016年1月21日)

4週間でTOEFL 70 → 89 のご報告をいただきました! その2(2016年1月22日)

4週間でTOEFL 70 → 89 のご報告をいただきました! その3(2016年1月24日)

4週間でTOEFL 70 → 89 のご報告をいただきました! その4(2016年1月29日)

 

84点獲得のご報告をいただきました! その1(2016年5月31日)

84点獲得のご報告をいただきました! その2(2016年6月3日)

 

また以下の方は学習期間は3ヶ月になりますが、スタートとゴールが近いので紹介しておきます。

 

1ヶ月で20点アップ! 68 → 88!でも …(2015年5月4日)

 

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