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【再掲】「寝る時間を削って勉強します!」に対する個人的見解

2021.04.07

以下、過去記事を若干改訂して再掲したものです。

 

受講生の方々との学習相談の中で、ときに

 

「寝る時間を削って勉強します!」

 

とか

 

「死ぬ気で頑張ります!」

 

というような宣言をいただくことがあります。

 

全力を挙げて取り組むのは素晴らしいことではありますが、このような意気込みをいただく場合は、「あと2-3ヶ月で20点アップしなければならない」というようなかなり厳しい状況にいらっしゃることが多いのも実際のところ。

例えば「あと1年で20点アップ」ならば、現時点では時間的余裕があるので「寝る時間を削って」とか「死ぬ気で」とおっしゃることはありません。

 

私は個人的にはこのようなやる気をポジティブに解釈していません。
このような言葉が出てくるのは、期限までの目標スコア到達が極めて困難であると思われるから。
「負け戦になる可能性が高い」状況。

 

勝つべくして勝つ戦いをしていただくのが私たちの仕事と考えています。
中には毎日の睡眠時間がかなり短くても(例えば2-3時間でも)大丈夫な方もいらっしゃいますよね。
しかしほとんどの人は、睡眠時間を大幅に削った生活を継続すると体調を崩したり、集中力を欠くことに。
結果、TOEFL対策が効果的なものではなくなります。
よって、学習や体調に影響するほど睡眠時間を削ることはお勧めしません。

 

「睡眠時間を削っても」「死ぬ気で」という意気込みは是非、学習時間を大幅に増やすために活用しましょう。
そのくらいの人生がかかっているのですから

 

上司と話して当分の間、仕事量を減らしてもらい、早く帰宅できるようにする
友だち付き合いを避ける
新聞を読んだり、テレビ・YouTubeを見たりする時間をなくす
学校の授業の課題に対して手を抜く

 

くらいのことはできませんか。

 

もちろんTOEFL対策以外のこともあなたにとって非常に大切なことも分かっています。
でも今、あなたにとって最も優先すべきことは何でしょうか。

 

私たちは効率良く、効果的かつ着実にスコアアップさせるTOEFL対策コースを提供しているつもりです。
それでも、いや、だからこそ、それなりのスコアアップにはそれなりの時間が必要なことを認識しています。

 

理想的には、TOEFL対策に十分な期間を確保して取り組みを開始したいところ。
しかし急にTOEFLスコア獲得が必要になり、短期間で大幅なスコアアップが必要な場合、学習時間をどれだけ増やせるかが目標到達のカギになります。
(期間やアップの幅によっては、当初の目標を変更する必要があるかもしれませんが)

 

どのくらい学習時間を増やせばよいかは個人の状況によって異なりますが、減らせるものは減らし、なくせるものはなくして、TOEFL対策にできるだけ多くの学習時間を向けましょう。
TOEFLスコアアップに人生がかかっているのなら、今は何よりもTOEFL対策を優先させてください。
そして必要ならば、周りの人に対して自分の状況を話し、理解を求めましょう。

 

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