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3週間でTOEFL iBTスコアを5点アップさせたい

2017.02.21

最近Listening Deltaコースをお申込みいただいた受講生の方から

3週間でTOEFL iBTのスコアを5点アップさせなければならない

というご相談がありました。

このような極めて短い期間でのスコアアップのご相談は過去にもいただいたことがありますが、極めて少ないタイプと言えます。

 

例えば、ここ2ヶ月での最近3回のスコアが以下の方がいたとします。
(下のスコアはご相談をいただいた方のスコアとは異なります。)

 

A)R 24, L 17, S 17 (Fair, Limited, Limited), W 22 (Fair, Good), Total 80
B)R 23, L 18, S 18 (Fair, Fair, Limited), W 20 (Fair, Fair), Total 79 
C)R 21, L 18, S 18 (Limited, Fair, Limited), W 22 (Fair, Good), Total 79  

 

このようなスコアの方が、3週間後に85点以上の獲得を狙うには

 

1.確かにListeningのアップは必要

 

上記のスコアを見て、多くの方はListeningのアップがまず必要だと思われるでしょう。

私もまずはListeningでのスコアアップを狙うべきと考えます。
上記のAのスコアでは、Lが17 → 22であったら85点になりますし。

 

2.Integrated Writingもテコ入れしたいところ

 

Listening力の向上は、SpeakingとWritingのIntegratedでのスコアアップに貢献するはず。
Writingでは3回ともIntegratedはFairであり、Listening力不足がスコアアップを妨げている原因のひとつとも考えられます。

しかしIntegrated WritingにおいてGoodが取れないのは、Listening力不足だけではなく、問題に対する書くべきポイントがズレていたり、単にIntegrated Writingの問題への対応に慣れていないからかもしれません。
Integrated Writing対策を行い、Goodが取れるようになると5点アップへの大きな前進となります。

 

上記の「Listening、Integrated Writing対策に重点を置くべき」という判断は過去スコアの例から必然的に導き出されることであり、実際にどのセクションの対策を優先すべきかは、人によって異なります。
非常に短い期間だからこそ、どのセクションにどのように、どのくらい取り組むべきかの判断はより重要になります。
ウェブトフルの受講生の方で、どのセクションにより時間をかけるべきか、どのセクションを先に取り組むべきか迷う場合は、是非遠慮なくご相談ください。

 

そして以下は、非常に短い期間でのスコアアップ達成を狙う方全員に当てはまります。

 

3.受験回数が少ないので、ギャンブルになる覚悟を

 

3週間での取り組みにより、実力を大幅に向上させることができたとしても、1回しか受験機会がないのであれば、当日の問題に恵まれるかどうか運次第になることは避けられません。
仮にListeningベスト18 → 21(3点アップ)、Writingベスト22 → 25(3点アップ)を達成したとしましょう。
しかしそのときに、Readingは21、Speakingは17と過去の中で低めのスコアが出た場合

 

R 21, L 21, S 17 , W 25  で Total 84

 

と目標の85まで1点足りない結果に。

 

正直、3週間でListening 3点アップ、Writing 3点アップというのは極めて目覚ましい成果と言えます。
しかし、それだけのアップを達成したとしても、他のセクションのスコアが高めのものでなければ、目標スコアには到達しません。

「当日出題された問題がたまたま自分にとっては分かりにくいトピックであった」ということは十分に起こりえます。
目標スコアを獲得できるだけの実力が身についてから、何回か受験するチャンスは欲しいところ。

よって1回、2回だけの勝負という場合、運による部分が大きくなります。

 

私は個人的に運任せにするのは好きではありません。
運に頼らずとも勝てるならばその道を選択すべきと考えます。
だからこそ、私からのアドバイスやブログ記事は、あまり楽観的なものにはなっていません。

 

しかし、人生ときには運に頼らなければならないことも分かっています。
3週間でも、2-3ヶ月でも、少ない受験機会で大幅なスコアアップ達成の可能性を高めるには、悪運を跳ね返すくらい実力を高めましょう。
そのためには、限られた期間、毎日できるだけ多くの時間、TOEFLを対策を行うこと。
(もちろん、何にどのように取り組むかも非常に大切ではありますが)

 

「毎日2時間くらいで3週間で数点アップしたい」となると、学習時間は多くなく、幸運に期待する割合がかなり大きくなります。

 

睡眠時間を削るのは、集中力がそがれるので、お勧めしません。

毎日やらなければならないことは、差し迫ったTOEFL目標スコア獲得よりも、より大切なことか、考えてください。
期間が短いならば、なおさら日々の学習時間を多くするしかありません。
何を優先するかはあなた次第です。

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