4週間でTOEFL 70 → 89 のご報告をいただきました! その3

2016-01-24

CATEGORIES 受講生スコアアップ報告by.Katsurayama0 Comments

今回は予告通り、Yさんのスコアアップと取り組みに対する私の分析と感想を書きます。

私はこれまで「TOEFLは短期間でのスコアアップが難しい試験である」という内容を何度も書いてきました。

しかしながら、このようなスコアアップを達成される方々は実際にいらっしゃいます。
ウェブトフルの受講生の方々から短期間での大幅スコアアップのご報告をいただくこともよくあります。

ではなぜ「TOEFLは短期間でも大幅なスコアアップが可能!」と声高に言わないかというと、そのような方々は全体からすると少数であり、短期間でのTOEFL対策を前提とした場合、目標スコアを獲得できないリスクが高くなるからです。
またこの後で書きますが「短期間で大幅なスコアアップ!」と言っても、その期間にどのくらいの時間取り組めたのか、もとのスコアが何点で、目標スコアが何点なのかなどによって、状況は全く異なります。

ただ、Yさんのケースのように受講生の方々から「どうしても短期間でのスコアアップ達成が必要」というご相談は頻繁に私のもとに届きますし、すべてのご相談に対して目標実現のためのアドバイスをしています。
(中には、かなり厳しい現実をお伝えすることから始めることも多々あります)

 

では、Yさんは達成の可能性の低い、4週間で19点ものアップをどうして達成できたのか?
その要因を探りましょう。

 

1.学習時間

Yさんの報告の中に書かれていませんでしたが、私が質問をしたところ

> 毎日の学習時間ですが
> 実家に戻り本格的に勉強だけに専念し始めたのが12/19からで、記録を見ると
> 体調を崩した時と受験直前を除いた場合
> 大体平均11時間でした。

とのことでした。
平均11時間!
必ずしも毎日ではありませんが、4週間(28日間)くらいで300時間近くTOEFL対策に取り組まれたことになります。

単純に時間だけで考えれば300時間は、毎日2時間なら150日間。5ヶ月ほど。

私は「年末年始の期間を有効活用しましょう」とお伝えしていましたが、ここまで集中して取り組まれた方は極めて少ないはず。

分かります。
社会人の方だと、休みの期間でもなかなかそこまで学習時間を確保することは難しいでしょう。

しかし、同じ一日、より長い時間取り組まれた人の方がより多くを学べるのは確か。

4週間はTOEFLで対策としては「短期間」ですが、Yさんの場合、決して「短時間」ではありませんでした。

 

2.個人の才能

何事においても個人の才能の影響があります。
Yさんのご報告を読めば、緻密に取り組まれる方だと分かるかと思います。
でもTOEFLに取り組まれる方は、総じて皆さん、優秀ですね。

特筆すべきは、Yさんは毎日11時間くらいTOEFL対策に取り組める能力があること。
TOEFLに対して「努力できる才能」があったのが大幅なアップ達成の一つの要因と考えます。

「時間があっても、毎日そんなに取り組むのは集中力も体力ももたない」という方はどうしたらいいのか。
単純に期間を長く計画して取り組めばいいだけ。
人それぞれには適性があり、自分の得意な部分で勝負しましょう。

 

3.運

Yさんがご報告で書かれていたように問題に恵まれた部分もあるでしょう。
しかし、恵まれた運をスコアアップにつなげられたのも実力の向上があったからこそとも言えます。

> 今回はラッキーだったと思います。
> Rでは自分の学科に関係する問題が出ましたし
> Lは推測しやすい問題がでて
> SではDeltaでやった鮭の話が出ました

 

4.スコア獲得戦略

Yさんの過去のスコア

2015年8月30日(初受験)
R 19, L 16, S 14, W 15, Total 64

2015年10月25日
R 19, L 17, S 17, W 17, Total 70

と交換留学を実現するには2月末までに81以上が必要という状況から、私は

> 81を獲得するには、R 23, L 22, S 17, W 20 Total 82目指しながらも、
> どこかでマイナス1でも目標到達を狙いましょう。
> (R 23は13, 14問間違いくらい[70%ほどの正解率]、L 22は8問間違いくらい
> [76%ほどの正解率]、S 17は3が1つで残りが2、W 20は3平均)

とアドバイスをしていました。

このスコア獲得戦略に基づくと、Speakingは以前と同じスコアを獲得すればよいので、ほとんど対策をしなくてよい。
Yさんの過去のスコアから判断して、スコアを伸ばしやすい3セクションへの集中をアドバイスしました。

 

そして実際にYさんが獲得したスコア

2016年1月9日
R 24, L 28, S 17, W 20, total 89

では、Speaking、Writingは狙い通りのスコアとなりました。

 

Writingは17 → 20と大幅にスコアは上がっていませんが、Writing 20点(3平均)は取りやすいというTOEFL iBT試験の特徴を生かし、コース受講しての対策期間が1週間ほどという極めて短い期間で達成されています。
Writingでさらに上のスコアを獲得するには、Integrated、Independentいずれかで4点の評価をもらわなければなりません。

しかし2点の評価を受けていた人が4を取れるようになるには、エッセイを多く書くことによりWriting力を向上させる必要があり、また表現力の養成も求められ、時間がかかるのが通常です。
そのため、Writingは3平均の20でOKとし、取り組みの時間のほとんどを費やしたReading、Listeningでのスコアアップに期待する戦略を取っています。

 

(以下、Writingで20を取るためのスコア獲得戦略)

TOEFL iBTで80点を取るためのTOEFLスコア戦略(その4)[Writing]

Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その5)

Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その6)

Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その7)

Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その8)

 

そして残りのReading、Listeningは

Reading 19 → 24(+5)
Listening 17 → 28(+11)

のアップ。

Readingは23以上が目標だったので、狙い通り。
Listening 28は上出来すぎですね。問題に恵まれていたり、迷った選択肢がたまたま正解だったりした部分もあったかと思います。
ただ、運だけではこれだけのスコアは取れません。
大切なのはもともと目標としていた22以上のスコアが取れたということ。
次に受験してもListeningは22以上にはなるでしょう。

 

5.学習効果

「TOEFLは短期間でのスコアアップが難しい試験である」

からこそ、その期間を1ヶ月、2ヶ月でも短くするために、学習の効果・効率を追求して作成したのがウェブトフルのオンラインTOEFL対策コース。

その授業内容の一部は「無料体験授業」からご確認いただけます。

 

4週間で19点ものアップを達成されたYさんの話、「その4」としてもう一回、続けることにします。
Yさんは81点以上という目標スコアを獲得されたためこれ以上のスコアアップは必要ありませんが、次回では

「大幅なスコアアップを達成されたYさんが、もし100以上獲得が必要な状況だったら、今後どのようなスコア獲得戦略を取るべきか」

について書きます。
(ちょっと面白そうなトピックかなと思いましたので)

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