TOEFL iBTで100以上取るには何語の単語力が必要か?

2009-08-27

CATEGORIES 100点を目指す, 単語力についてby.Katsurayama4 Comments

先日OGさんから以下のご質問をいただきました。

いつも、ためになる情報ありがとうござます。

1点確認させて下さい。巷でTOEFLには5000語の単語が必要といわれていますが、これは基礎単語(carappleなど)や派生単語を含んだ数字でしょうか?

宜しくお願いします。

回答が難しい質問です。

昨日は大きな書店に行き、自分が持っていないTOEFL単語集をいろいろチェックしました。

ほとんどの単語集には何語必要とは書いていませんが、中には100点取るには7,0008,000語とか、10,000語くらい必要と書いてあるものもありました。

大学入試レベルで5,0006,000語レベルとも言われますので、基本単語も含んで5,000というのは明らかに少ないでしょう。

ただこの辺の数字はあてにならないものですし、あてにしてもいけないと個人的には思っています。

というのは、例えば、入手可能な多量のETS作成のTOEFL問題をすべて打ち込み(ペーパー時代の問題等)、そこで用いられている単語を使用頻度順に並べ、使用されている回数が2回以上のものだけを数えたら、覚えるべき単語数は何語と言えるかもしれませんが、実際にそこまでやっているところはほとんどないでしょう。

何語必要というのは、誰かがなんとなく数字を上げ、その数字が独り歩きしている感じがします。

また実際に7,000-8,000という単語を覚えたからと言って、100点以上を取れるとは限りません。

iBTで高い単語力が求められるのは間違いありませんが、iBTで高得点を取るには、単語力以外に「解答力」「論理力」「文法力」「背景知識」「英文処理速度」といった様々な力が求められます。

ですから、何語覚えたら十分とは言い切れません。

とは言っても、100点以上を取るためには、どのくらいまで単語力を上げたらいいのか目安が知りたいですよね。

私からの回答は、

「本試験のReading単語問題で文脈を確認しなくても9割正解できるようになるまで」

です。

言い方を変えれば、TOEFL iBTReading問題3パッセージには、12問くらいの単語問題が出題されますが、出題される単語のうち、もともと意味を知らないものは「できれば1つまで、多くても2つまで」である必要があります。

以前、Complete Practice Test Volume 3の単語問題をブログで紹介したことがありました。

iBTにおける単語力の重要性 その1

例えば、そこで挙げられている9問の問題中、8問正解できるか?

ここでの単語問題は比較的難易度が高いので7問正解の人でも100くらい取れる可能性が高いと思っています。

ただ、105以上を取るには間違っても1問くらいのレベルの単語力が求められます。

もしそれだけ正解することができないのなら、単語力をまだ上げる必要があります。

そうなっていないのなら、単語力増強に努めましょう。

単語力増強法に関してはこちら

単語力増強法 その1

単語力増強法 その2

単語力増強法 その3

コメント
  1. OG より:

    お忙しい中にもかかわらず、ご丁寧な回答、ありがとうございます。

    ご指摘のとおり、「TOEFLには高度な単語力が必要である。ただし、読解力など他の能力も同時に問われるために、何語覚えたから100点という直接的な結びつきはできない」と思います。

    私は現在、有名な旺文社の3800のうち3500語程度を毎日繰り返し暗記して、ほぼ完璧に覚えたのですが、実際のところ、まだ不完全だと考えてご質問させて頂きました。

    不完全と考える理由は、①いざ文章で出会ったときに瞬間的に(コンマ5秒以内)に思いつかない単語があること、②そもそも知らない単語があること、の2点と考えています。

    ①については、現在、Rank3とRank4のいわゆる難単語といわれる単語はカード化して毎回シャッフルして暗記を繰り替えす方式に切り替えて対応しています。

    しかし、②についてはどこまで「単語としての勉強」を繰り返すのかを見極め中です。つまり、読解勉強の途中に出会った単語を都度覚えていくのではなく、単語中を通して、一定時間を毎日確保して覚えていく方法をいつまで繰り返していくかについてです。

    どこかで都度調べて暗記という学習に切り替えていく必要がありますが、単語帳である程度まとまった時間で勉強するのも量的に効果的だと考えています。

    現在の仮説としては、いわゆるdogやcatなどの基礎単語を除いた上記の3800語が完了した後、TOEFL頻出分野(アート、生物、など)の単語を1000語程度覚えた後(合計基礎単語+4800語)にReadingを解きながら知らない単語を覚えていく方法に切り替えようと考えています。もちろん現在もR+Lの学習をしながら。おそらく個人個人で学習方法は違いますので、正解はないと思いますが、いくつか試した結果かなと考えています。

    さすがにここまで覚えたら、TOEFL以外にもIELTSの単語もカバーできるのかなと考えたり(年末に1回受けるつもりです)。

    やや個人的な話になりすぎましたが、いずれにせよ、「本試験のReading単語問題で文脈を確認しなくても9割正解できるようになるまで」という目標に早く達成できるように地味で苦しいながらもこつこつと暗記していきたいと思います。

  2. Katsurayama より:

    OGさん
    単語力増強には時間がかかります。
    結果が出るまで、自分が信じた方法を貫きましょう。
    葛山

  3. Masashi.A より:

    先生、単語力増強法のページがリンク切れです。

  4. Katsurayama より:

    Masashi.Aさん

    ご指摘いただき、ありがとうございます。
    リンクの修正をいたしました。

    Katsurayama

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