TOEFL 70弱から90以上(各セクション R 22, L 17, S 24, W 25以上)を目指すには? その3

2015-02-05

CATEGORIES TOEFL学習全般by.Katsurayama0 Comments

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TOEFL 70弱から90以上(各セクション R 22, L 17, S 24, W 25以上)を目指すには? その2(2015年1月30日)


では、 Speaking 17くらいの人が24以上を獲得するには

早めに自らのDeliveryの実力を判断する。
Deliveryのチェックには、自らが作成したSpeaking回答や教材等の模範解答の読み上げがお勧め。
発音・イントネーション、流暢さが4レベルにはほど遠いと考えられる場合は、オンライン英会話などでDeliveryの強化に努める。
指摘→改善作業を通して、取り組み済みのSpeaking問題を4点レベルの回答ができるようにしていく。
(4点レベルの回答が難しい場合は、4レベルにできるだけ近づければよしとする)
24を獲得するには、すべてのタスクで4を狙わなければならないわけではない。3でOKとするタスクがあってもよい。

をお勧めしました。

 

もちろん、Speakingのそれぞれのタスクにおいて何をどのように話すべきかを学ぶことはスコアアップに有効であり、同様の状況の方にはSpeaking 10Dayコースの受講をお勧めしましたが、少なくとも以下を一読しましょう。

 

ブログカテゴリー: 五十峰先生のSpeakingアドバイス


では今回のテーマ、Reading、Listening、Writingに話を移します。

Aさんの過去のスコアは

 

2014年3月: R 18, L 14, S 9, W 11, Total 52
2014年5月: R 11, L  6, S 10, W 11, Total 38
2015年1月: R 20, L 13, S 17, W 18, Total 68


でしたが、ここでは最新のスコア(R 20, L 13, S 17, W 18, Total 68)がAさんの実力を正確に示していると仮定します
なぜこのようなことを言うかというと、例えば、その後の受験で50点台くらいのスコアが出たら、Aさんの実力を50点台くらいと判断して今後の対策を考える必要があるからです。
しかし、68のときのR 20, L 13は初回受験のスコア(R 18, L 14)とほとんど変わらず、違う問題による誤差の範囲。
SWは大幅にアップしていますが、これは対策を少し行ったことにより試験の形式に慣れたため、実力を反映したスコアが取れるようになったと考えれば、68というスコアはAさんの実力を示していると推測して問題なさそうです。

 

Aさんの目標TOEFLスコア:90
各セクションの最低スコア: R 22, L 17, S 24, W 25


「各セクションの最低スコア」の合計は 88。トータルでの目標スコアに2足りません。
Writingですが、20(3平均)に満たないくらいのWriting力からのスタートの方が5を取れるようになるには多大な時間が必要なので、Wは25(4平均)狙いとします。
Speakingは24取れれば十分とし、ReadingとListeningで足りない部分を補い、RL合計 41以上達成を目標とします。

 

90に足りないのは2ですから、RLにそれぞれ1足して、R 23, L 18が取れれば十分ということになりますが、

 

少し上のスコアを狙い、ちょっと失敗してもRL合計 41以上獲得できるようにする。
RとL(特にL)の実力が高くないと、 SpeakingとWritingのIntegratedセクションに対応するのが難しい。


ので、R 24, L 21以上を狙いたいところです。

 

Reading 24は73%くらいの正解率(12, 13問間違いくらい)
Listening 21は74%くらいの正解率(9問間違いくらい)

 

正解率としては同じくらいを狙うことになります。

ということで、R 20 → 24以上(4以上アップ)、L 13 → 21以上(8以上アップ)、W 18 → 25以上(7以上アップ)を目標とします。

 

この3セクションの中で優先順位が高いのはListeningです。
アップの幅が大きいだけではなく、高いListening力はSとWのIntegrated Taskでも求められるからです。
Lは最低17を求められていますが、17くらいのListening力では、例えばWのIntegrated Taskで4を取るのは難しいと言えます。
Integrated Writingで4が取れる可能性があるようになるには、Lは最低 21くらいが必要です。
(「安定して」4が取れるようになるには、L 25以上くらいが欲しいところではありますが)

 

以上により、お勧めはListeningとSpeakingからTOEFL対策を開始。
LとSの比率は、Lの方が多め。
L : S = 7-8 : 2-3 くらいでしょうか。

 

Aさんは10月までに目標スコアを獲得する必要があります。
「10月中まで」なら、今は2月初なので「あと9ヶ月ある」と考えられるかもしれません。
しかし、多くの方にとって目標スコアを達成するには、すべてのセクションで「(ほぼ)ベストスコア」を出さなければなりません。
よって、どこか1つのセクションでうまくいかないと、目標スコアまであと少し足りないという結果になります。
TOEFLは毎月1、2回しか受験できません。
(アメリカなどで受験すれば、3回目が可能になったりしますが)
ベストスコアをそろえるには数回の受験チャンスが欲しいところであり、そのためには、8月までに目標スコアを達成できるくらいの実力を身につけることを目指しましょう。

 

「8月まで」となるとあと7ヶ月しかありません。
最初に始めるListeningは3-4ヶ月間で、つまり4月か5月くらいまでに21以上、または21近くのスコアを獲得を目指したいところです。

 

残りのR、Wは、集中的なListening対策が一段落してから開始するのがいいでしょう。
(Rは4-5月、Wは5−6月に本格的な対策開始という感じでしょうか)
Wは大幅なアップが必要なのに着手が遅いと思われるかもしれませんが、W対策開始時までにS対策は4-5ヶ月行っているので、アウトプットの能力は上がっているはずです。

 

Readingはアップが必要な幅が大きくはないので、あまり対策をしなくても今後の受験で24以上が取れるかもしれません。
しかし、Lに比べRは低い正解率で高得点が取れるセクションなので、Rは「安定して」要求スコア22以上が取れるだけの実力を身につける必要があります。

 

何よりも大切なのが最初の1-2ヶ月でのスタートダッシュです。
10月までまだかなりの期間があると甘く見て、この期間での取り組みをサボってしまうと、その後、目標スコアを取れるだけの実力が身についても、「残された受験回数はあと1、2回で、クリアできるかどうかは当日の問題に恵まれるかどうかの運次第」ということなってしまいます。
目標スコアを「確実に」獲得できるようになるには、早い段階で学習時間をできるだけ多く確保して、取り組めるかがカギになります。

 

SWで高得点獲得の縛りがあるなかで70弱を90以上までアップさせるのは、かなり大変なチャレンジになります。
TOEFL対策を中心においた生活を、目標スコアを獲得する日まで続けなければならないと考えて下さい。

 

以上、AさんおよびAさんと似た状況にいらっしゃる方へのスコア獲得戦略のアドバイスを終えます。


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